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神も仏もありませぬ・・・佐野洋子

Category映画&ドラマ&本
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「神も仏もありませぬ」を読みました。
何日かかって読んだんだろう?ほんと読むのが遅いんです。
ダラダラ楽しみながら読んでいるので、
「メルカリ」の元は取ったと思います。

佐野さんが別荘に住んでいた頃の出来事を書いたようでした。
違う作品を読んだ時も思ったけど、友達が多い人だなぁ。
愛想の良い人じゃなさそうだけど。(笑)

「還暦~!」と言って身なりもテキトーな様子で、呆けて長生きしたくない
とか、仕事したくないとか、ネガティブっぽい事をよく言うんです。
でも、「いつ死んでもいい。今日じゃなければ。」と、
困った事を言ったりするところがお茶目さんだなぁ。
今日なんて寝て起きればまた今日なんですから!

あちこちに「死」についてのくだりがある。
ズキンと来たのは、猫のフネの死。がんだったが静かに死んだ。
死を受け入れて静かに。人間には出来ない業。
あぁ、うちの子達もいつかは死ぬんだろうか・・・
やだなぁ。
私が行っている美容室の2匹の猫。狭心症と膵炎だそう・・・
それぞれの薬とそれぞれの療養食を与えているそうだけど、
心配で買い物に行くのも怖いって言ってた。
少しでも食べて・・・佐野さんと一緒だ。

読んで学んだ事。
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一日玄米3合は、以前は4合だった事!
(賢治パイセン、すみません。知らなかったです!)
「土産」は土から産まれた物を持って行くのが正しい。
佐野さんは、買った物しか土産にした事がないって。
人から貰った「土から産まれた物」をおすそ分けするしかないわね。
でも、土産くれる沢山の友達がいて羨ましい。

佐野さんのおしゃべりを聞く感覚で、読める本でした。
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4 Comments

ばあばん

こんにちは。
雨ニモマケズ…国語の先生が東北出身だったので、
よんで聞かせてもらった時、宮沢賢治そのもののような気がしたことを
思い出しました。
そして、もう一つ 「永訣の朝」の“あめゆじゅとてちてけんじゃ”の
くだり、賢治の妹が若くして死にゆく前の願い事
この言葉だけが、どういう訳かず~っと頭の隅に残っています。

  • 2020/07/14 (Tue) 10:32
  • REPLY
【ケロママ】

ケロママ

ばあばんさんへ

ありがとうございます!何か嬉しい!
宮沢家は小中同じ、トシは高校のOGです。実家も近い!
みぞれを口にしたかったんですよね。
他の兄弟よりも仲がよかったみたいです。
宮沢家は財閥なんですけど、賢治はそれを嫌って地味に暮らしました。

  • 2020/07/14 (Tue) 11:58
  • REPLY

koala

賢治パイセン!
そうですね、岩手の方ですもんね。
私も永訣の朝を中学生の時に読んで感動しました。

しかし、玄米一日4合。
玄米は完全栄養食で、おかずがなくてもOKとは聞いたことがありますが・・・
重労働でおかずは少ないので、1日4合のお米を食べていたんですね。
あの詩は、賢治の手帳に書かれていた個人的なもので、家族も知らなくて、詩として発表したものではなかったそうです。
死後に手帳が見つかり、有名になったものの、戦後の教科書に載せるにあたり、当時の食糧事情が悪かったので、3合に変更されて掲載されたとか。

佐野洋子さんのおしゃべり、後ろ向きの本音発言が満載で、でもこれが受け入れるってことなんだろうなと思ったりして、読んでて楽しいですよね。
それに比べたら私ってつい前向き発言ばかりしてて、いいカッコしいだなぁって思います。(笑)

ケロママ

koalaさんへ

4合って言ったら茶碗8配分!まぁ、賢治は若かったでしょうから食べるかも。雨ニモ負ケズは没後見つかったとの事。心から本当の「幸ヒ」を願っていたんですね!佐野さんは悟っているようでいて、かわいい所もあり、飾らない人ですね!

  • 2020/07/15 (Wed) 11:54
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